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禁煙

土曜日, 7月 12th, 2014

タバコタイムについて

時代の移り変わりとともに変化する習慣もあります。
以前は病院にも灰皿が置かれ喫煙は当然のこととして診察までの待ち時間行なわれていました。嫌煙運動の盛り上がりとともに喫煙は健康を害するものとして病院の待合室には告知することもなく全面禁煙として灰皿は姿を消しています。待合室の患者も特に意識することなくそれを受け入れています。

さて、ドクターや看護師も喫煙者はいると思いますが、我慢しているのでしょうか?もしそうだとしたら、リラックスタイムをどう過ごしているのか気になりました。健康に害を及ぼすタバコ。だから当たり前のように吸わないと決めている人たちなのかな?と思ったりもします。

また女性の喫煙者が増えていると、新聞でも目にします。勝手に働く女性が増えたからと思ってますが、リラックスや癒しは大事ですので、吸いすぎには注意して、健康診断で体をチェックしながら吸ってほしいと心から思うのです。

先日引退を表明したアニメの宮崎駿監督の「風立ちぬ」に喫煙シーンが多いとして嫌煙団体から抗議を受けたとのことです。しかし、作者の宮崎監督はそのようなことは知っての上のことだったと思います。戦闘に疲れた兵士がたばこを吸って一服し心身の疲れを癒すというシーンが必要だったため喫煙シーンが多くなったのだと察しますが、当時喫煙はごく日常的な光景でした。当時の時代考証に照らしてたばこを吸う人が全く現れない作品になっていたらかえって作品として不自然なものになっていたでしょう。
現在は受動喫煙に関してもヒステリックになっており、カフェやレストランでも分煙化が定着しています。しかし、少々席を離したからといって健康に影響が出るものなのでしょうか。古くからある飲食店では禁煙や分煙にするとお客さんが遠のくという理由であえて禁煙に背を向けているお店もあります。
定着した禁煙の習慣をもとに戻せとは言いませんが、人間は時として片一方の方向にザーッと傾くことがあります。医歯薬系の病院の禁煙は一つの例に過ぎませんが多くの意見を集約してみて冷静な目で見る習慣を忘れないようにしたいものです。

良い習慣・良くない習慣、わがままな人間なので自覚することが難しいのですが、健康なくして仕事はできませんから、健康を軸においてつねに選択しようと思っています。