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ストレス発散

火曜日, 7月 22nd, 2014

看護師の仕事に完璧や正解というのは常に決まっているわけではありません。患者によっても対応を変えなくてはならないし、同じ症状が出ていても患者によって程度が違ったりすることがあるので、常に求められるのは臨機応変さです。前もこうだったから今回も、という固定概念は捨てたほうがいいでしょう。もちろんある程度軸はありますが、全く同じということはないので参考程度にして向き合っていきましょう。

看護師の場合仕事となる対象が人間であるので、そこが仕事の難しいところだと思います。前述したとおり患者1人1人で対応を変えていかなくてはならなかったり、答えがないのでその答えややり方を見つけるまでは試行錯誤が続きます。看護をすることはもちろん仕事なのですが、人間相手なのでコミュニケーションが必要。診療科や外来か入院病棟かなど労働環境によって様々ですが、全く人と関わらない看護の仕事というのはないので、看護の技術も大事ですがまずはコミュニケーションを取る、というのを意識した方がいいと思います。

患者とのコミュニケーションが特に好きでやっていきたいと思う人は入院病棟、特に内科など比較的入院が長期的になるところで働くといいかもしれません。終末期医療に携わってもコミュニケーション能力は必要になるので、いいと思います。怪我や病気でいつもと違う環境になり、しかもそれが病院となると大人でも心が不安定になったりします。ですのでコミュニケーションをとりつつ心のケアにあたれるようになるといいですね。

しかし、ナース本人の気持ちは?
コミュニケーションを重視するナースのストレスは、とても大きい。理想の仕事を追い求めることでどんどん膨らむストレス。しかしストレスを抱えているを悩むのは禁物。ストレスはある意味仕事への緊張感なので、少し感じるくらいがちょうどいい。でも、溜め込んで日々過ごせば病気になる。ストレスはある程度付き合いながら、ほどよいタイミングで発散するといいですよ。
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